チリ旅行(8) モアイづくし
2016年 01月 06日
本日スペインは祝日につき2回目の投稿。
さてイースター島での4泊5日の滞在。
初日からほぼ7時間ろくに休憩しないで歩くという強行軍でした。
市街地のHanga Roaから港に出てお初のモアイ像を拝み、そのまま海岸沿いに北上して次々と現れるモアイ像の前で立ち止まり。
●派手派手な背中のモアイ発見。「この桜吹雪が・・」みたいな感じ。
しばらく歩くと一匹の野良犬が付いてきました。
時には私達を先導し、馬が道をふさいでいると吠えて私達を守ろうと(?)してくれたり。
キラキラした目を持つその犬を、相方は「ヤナコ」と名付けました。何故そんな名前?
●海岸沿いを爆走するヤナコ
●勝手になついてるヤナコ
●この島には多くの馬がいます。ヤナコ、吠えまくりです。
犬好きの相方はヤナコの行動を例にとり、いかに犬が従順であるか、賢い動物であるかを力説していました。本人はいつか犬を飼いたい(←庭にスペースがないので不可能)のでなんだか必死。そんなヤナコは1時間近く私達と行動を共にし、「こんな所まで着いてきて帰り道わかるのかな?」と心配していたところ・・・
向かい側から2人の観光客がやってきました。私達と同じ徒歩組です。ハローと挨拶するや否や、ヤナコは身をひるがえし、そちらの観光客にくっついて、もと来た方向へ帰って行きました。
あんなに可愛がって、お菓子まであげたのに。
さようならの挨拶もなく、振り返ることもなく、いとも簡単にご主人様を乗りかえたヤナコ。あの時の相方の呆然っぷり、今思い出しても本当に愉快。
●散策中、お墓の横を通ったらモアイ像が。イ―スター島ならではの飾りですね。
●島のあちこちに植わっているタロ芋。結局食べることはなかったな。
●歩き続けてやっとたどり着いたAhu Akivi。到着したら誰もいなくて独り占めの風景。
さて別の日には1日バス・ツアーに参加しました。
当日の朝、旅行会社に集合すると日本人らしき若いカップルが。相方は「14歳くらいの子供が二人だけで参加している。親はどこだ?」と言ってたけど多分あの二人は20歳超えてると思うぞ。(笑)それまでほとんど日本人を見かけなかったので「ツアーが一緒だったら話かけてみようか」と思っていたら、そちらは英語ガイドさんの車に、私達は有無を言わせずスペイン語ガイドさんの車に振り分けられて、結局言葉を交わすことがないまま終了。
そしてミニ・バスに乗り込むと新たなびっくりがありました。
なんとパタゴニア地方でクルーズ・ツアーに参加した時、レストランで相席したマドリード出身のご夫婦が、このバスの中にいたんです。実はそのご夫婦、クルーズ・ツアーの翌日に3時間かけて別の街に移動する時も同じバスにいた人達。まさかイースター島に来てまで同じ日に、同じ会社のツアーに参加するとは。。。これはご縁なのだろうか。
結局このマドリードご夫妻、私達、あとはチリ本土から参加の母&子という3組の参加者で、ほのぼのツアーが始まりました。
最初の観光地、Rano Raraku。
モアイ像が一番印象的だったのはここです。モアイの製作工場だったラノ・ララク。結構この山を歩くのですが、掘りかけで放置されたモアイや、地面に埋まってるものやら。時代によってモアイの彫り方の特徴も異なるんですよ。
最初に岩を彫って、横たわった状態モアイにして、最後の背中の部分をスパーンと彫って岩から切り落とす(だからあんなに背中がまっすぐ)立てる、という工程だそうです。
●右を向いても左を向いてもモアイ。
●埋まってる。このままいくといつか全て土と草に侵食されてしまうのでは。
●正座するお行儀のよいモアイ。後ろから見ると足が可愛い。
曇った日が続いて青空を背景にモアイ像が撮れずに残念だったけど、実物を見るとやはり感動です。
ツアー・ガイドさんが本当に知識がある方で(←公式ガイドだから当たり前か)すごく細かく説明して下さったのだけど、全部書いてるとブログが終わらないので省きます。
●海岸沿いに15体並んでるAhu Tongariki
津波で一部壊れてしまったものもありますが、ちゃんと修復されています。
火山石だから比較的彫りやすいとはいえ、こんな巨大なもの、どうやって運んでたのか見てみたい。やっぱり伝説で言われるように、モアイ達が自分で歩いて移動したのでは。うん、多分そうだ。
モアイの写真、すごくたくさんあるのだけど、あまりの量に気分が悪くなる人がでてくるかもしれないので、このへんで止めときます。
実はうちの庭にモアイ君がいるんです。
今思えばカバンに忍ばせて故郷の親類(?)に会わせてあげれば良かったかな。一緒に記念写真撮ったりして。。。
●でも、うちのモアイ君はMade in China.
次回はまたチリ本土に戻ります。
さてイースター島での4泊5日の滞在。
初日からほぼ7時間ろくに休憩しないで歩くという強行軍でした。
市街地のHanga Roaから港に出てお初のモアイ像を拝み、そのまま海岸沿いに北上して次々と現れるモアイ像の前で立ち止まり。
●派手派手な背中のモアイ発見。「この桜吹雪が・・」みたいな感じ。
しばらく歩くと一匹の野良犬が付いてきました。
時には私達を先導し、馬が道をふさいでいると吠えて私達を守ろうと(?)してくれたり。
キラキラした目を持つその犬を、相方は「ヤナコ」と名付けました。何故そんな名前?
●海岸沿いを爆走するヤナコ
●勝手になついてるヤナコ
●この島には多くの馬がいます。ヤナコ、吠えまくりです。
犬好きの相方はヤナコの行動を例にとり、いかに犬が従順であるか、賢い動物であるかを力説していました。本人はいつか犬を飼いたい(←庭にスペースがないので不可能)のでなんだか必死。そんなヤナコは1時間近く私達と行動を共にし、「こんな所まで着いてきて帰り道わかるのかな?」と心配していたところ・・・
向かい側から2人の観光客がやってきました。私達と同じ徒歩組です。ハローと挨拶するや否や、ヤナコは身をひるがえし、そちらの観光客にくっついて、もと来た方向へ帰って行きました。
あんなに可愛がって、お菓子まであげたのに。
さようならの挨拶もなく、振り返ることもなく、いとも簡単にご主人様を乗りかえたヤナコ。あの時の相方の呆然っぷり、今思い出しても本当に愉快。
●散策中、お墓の横を通ったらモアイ像が。イ―スター島ならではの飾りですね。
●島のあちこちに植わっているタロ芋。結局食べることはなかったな。
●歩き続けてやっとたどり着いたAhu Akivi。到着したら誰もいなくて独り占めの風景。
さて別の日には1日バス・ツアーに参加しました。
当日の朝、旅行会社に集合すると日本人らしき若いカップルが。相方は「14歳くらいの子供が二人だけで参加している。親はどこだ?」と言ってたけど多分あの二人は20歳超えてると思うぞ。(笑)それまでほとんど日本人を見かけなかったので「ツアーが一緒だったら話かけてみようか」と思っていたら、そちらは英語ガイドさんの車に、私達は有無を言わせずスペイン語ガイドさんの車に振り分けられて、結局言葉を交わすことがないまま終了。
そしてミニ・バスに乗り込むと新たなびっくりがありました。
なんとパタゴニア地方でクルーズ・ツアーに参加した時、レストランで相席したマドリード出身のご夫婦が、このバスの中にいたんです。実はそのご夫婦、クルーズ・ツアーの翌日に3時間かけて別の街に移動する時も同じバスにいた人達。まさかイースター島に来てまで同じ日に、同じ会社のツアーに参加するとは。。。これはご縁なのだろうか。
結局このマドリードご夫妻、私達、あとはチリ本土から参加の母&子という3組の参加者で、ほのぼのツアーが始まりました。
最初の観光地、Rano Raraku。
モアイ像が一番印象的だったのはここです。モアイの製作工場だったラノ・ララク。結構この山を歩くのですが、掘りかけで放置されたモアイや、地面に埋まってるものやら。時代によってモアイの彫り方の特徴も異なるんですよ。
最初に岩を彫って、横たわった状態モアイにして、最後の背中の部分をスパーンと彫って岩から切り落とす(だからあんなに背中がまっすぐ)立てる、という工程だそうです。
●右を向いても左を向いてもモアイ。
●埋まってる。このままいくといつか全て土と草に侵食されてしまうのでは。
●正座するお行儀のよいモアイ。後ろから見ると足が可愛い。
曇った日が続いて青空を背景にモアイ像が撮れずに残念だったけど、実物を見るとやはり感動です。
ツアー・ガイドさんが本当に知識がある方で(←公式ガイドだから当たり前か)すごく細かく説明して下さったのだけど、全部書いてるとブログが終わらないので省きます。
●海岸沿いに15体並んでるAhu Tongariki
津波で一部壊れてしまったものもありますが、ちゃんと修復されています。
火山石だから比較的彫りやすいとはいえ、こんな巨大なもの、どうやって運んでたのか見てみたい。やっぱり伝説で言われるように、モアイ達が自分で歩いて移動したのでは。うん、多分そうだ。
モアイの写真、すごくたくさんあるのだけど、あまりの量に気分が悪くなる人がでてくるかもしれないので、このへんで止めときます。
実はうちの庭にモアイ君がいるんです。
今思えばカバンに忍ばせて故郷の親類(?)に会わせてあげれば良かったかな。一緒に記念写真撮ったりして。。。
●でも、うちのモアイ君はMade in China.
次回はまたチリ本土に戻ります。
by penedescat
| 2016-01-06 18:47
| 旅