カタルーニャの葡萄畑から


ドイツ生活10年後、スペインのカタルーニャ地方へお引越し。葡萄畑に囲まれた田舎暮らし。
by penedescat
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お金をくれと言われること その1

ご存じのとおりスペインは大不況。
残念ながら日本では一部の経済メディアを除き、海外ネタはバラエティ番組で面白おかしく扱われるばかりで、なかなか実情が見えてこないと思います。旅行でスペインを訪れたところで、通常の観光ルートでは現地の普通の生活を見るのも難しいですし。
そんな理由から「スペイン、それほど不況ってイメージじゃないけど」と思ってる方が多いかもしれない。でも事態はかなり深刻です。


そんな中、物乞いが増えているというのが今日の話。
昔は所謂ロマ(ジプシーとも呼んでた)が幼子を胸に抱き、通行人にお金をせがむというパターンが多かったけれど、最近は移民だけでなくローカル人も含めて、その数が増えているように思います。
私が最近見た&経験しただけでも下記のようなパターンがあります。


●「とてもお腹がすいてます」というメッセージを置いて、道端に座り込む

●通行人に歩み寄り「コーヒー代が欲しい」「1ユーロ欲しい」とダイレクトに請求

●電車や地下鉄で音楽を奏で、乗客にお金を乞う

●電車の座席にパンフレットと品物を置いて、それを手にした人にお金を請求

●スーパーのカート置き場で(チェーンで繋がれており、コインを入れてチェーンから外す仕組み)、カート返却時にお客さんにデポジットの硬貨が戻ると、その硬貨を譲ってほしいと言う

●スーパーの駐車場で車に荷物を積み込んでいると、ぴったり横について、食べ物かお金を乞う

●赤信号で停車したタイミングに、外から窓ガラスに寄り、ポケットティッシュを売ろうとする

●赤信号になると勝手に車のフロントガラスを洗い(←しかも汚い洗剤で)お金を請求

●地下鉄の切符自販機で支払いの瞬間を狙い、すぐ横に来て「お金頂戴」と言う


今週はバルセロナの地下鉄で、髪を赤と緑に染めたパンク風の若い女性が膝まづいて「お腹が空いています。食べ物を買うお金がありません」と大声で延々と語っていました。痩せ具合から見て、多分ジャンキー。何とも言えない気持ちになったけど、結局私がお財布を出すことはありませんでした。でも必ず施す人はいるもんです。誰かが菓子パンみたいなものをあげていました。その女性は途中で地下鉄を降りると、ホームでそのパンにかじりついていた。しかも物凄い勢いで。。。


毎日毎日、こういう人達を何人も見かけます。


私は食べ物に困っているわけではない。
けれどこの社会情勢では、今起きていることは他人事ではない。人生なんてどこでどうなるか分からないもの。もしどん底まで落ちてしまったら、私はプライドを捨てて人にお金を乞うことはできるのだろうか。
考え出すとキリがないテーマです。



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by penedescat | 2013-03-18 02:28

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