カタルーニャの葡萄畑から


ドイツ生活10年後、スペインのカタルーニャ地方へお引越し。葡萄畑に囲まれた田舎暮らし。
by penedescat
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胸のしこりを摘出した話

私は24歳の時に乳腺繊維線種という病気になりました。
遠い昔の話です(笑)。
乳腺繊維線種は、思春期から20代くらいの若い女性に発症することが多く、エストロゲンと言う女性ホルモンの分泌過剰が原因とも言われています。しこりがあることで、最初は乳がんと見分けがつきにくいのでご注意ください。


もし今、胸のしこりにお悩みの女性がいたら、この記事を参考にしていただければ幸いです。


ある日右胸のしこりに気づいた私は、地元の大学病院を訪れました。しかし触診と細胞診(注射針でしこりの内容物を採取)の結果では、良性か悪性かはっきりしない、つまり乳がんの可能性も否定できないとのこと。当時はまだインターネットが今ほど普及していなかったので、図書館でかたっぱしから乳がん関係の情報を集めましたよ。当然のことながら精神的にも不安定な毎日でした。


万が一に乳がんだった場合を考えて、通える範囲で温存療法(がんなどにかかった器官を全摘出せずに、薬物や放射線で治療したり、切除をがん部分のみにとどめる方法)を行う専門医を探しだしました。
それが京都の乳腺クリニックXX外科というところ。
今ホームページを見たところ、先生はまだご活躍中の様子!


さて詳細は省きますが、レントゲンの結果や、触診でのしこりの弾力性から先生は「ほぼ良性の乳腺繊維線種に間違いないから、安心していいですよ」とおっしゃいました。これを聞くまでは本当にドキドキでしたね。
ただ繊維線種はほっておくと成長するものが多いので、さっさとすっきりしたくて摘出をお願いしました。でも先生は、「胸に手術の傷跡が残るから、結婚するまで待ったほうがいいよ~」と。。。
私は「一生結婚しないかもしれないので、待っててもキリがないんです!(笑)」と返し、手術が決定しました。


そして手術当日。
局部麻酔なので意識はしっかりしており、先生が横でてきぱき作業をしてるのがよく分かる。ちなみにこの先生、すごく人間味があって暖かい方で、緊張を解くために楽しい話題をふってくるんです。先生の高校時代の話とか、手術中ずっと一緒にお喋りした記憶が(笑)。


最後に「はい終了~。切ったやつ見る?」と聞かれたので、もちろんお願いしました。1cmほどの丸い白い塊が2つ横にならんでおり、横倒しにしたピーナツの殻のような、それはそれは可愛らしい形でした。


あっという間の日帰り手術で、傷口に大きな絆創膏を貼って終わり。
私は当時会社勤めでしたが、手術直後はさすがに動くと多少痛みがあるので、午後は仕事をせずそのまま電車で帰宅しました。でも翌日からは普通にデスクワークしてましたが特に支障はなかったです。
1週間後の再検査で傷も順調に治っていることを確認し、摘出したしこりは病理検査で100%良性だと分かってやっと安心できたんです。


手術の傷跡は2、3センチ位だったけど、今では自分でも探さないと分からない程に治ってます。こちらの婦人科にかかる度、日本で繊維線種を摘出した話をしますが、どの先生もその傷口を見て「ものすごく傷口が綺麗ですね、ほとんど分かりませんね!」と感心してるくらいです。
あのクリニックで手術してもらって本当に良かった!


ところで日本ではあまり婦人科検診が盛んでない印象ですが、どうでしょう?
私はドイツ時代は半年に一度、必ず検診に行ってました。
内診(エコーも含む)、PAPテストという子宮頚癌検診、そして触診を含めた乳がんチェックの3本立て。
スペインでは1年に一度検査をお願いしており、幸いにも今のところ大きな病気は発見されていません。


乳がんについては、お医者さんに行くのが抵抗がある人は自分である程度チェックすることも出きるのでお勧めです。 自己チェック


女性の皆さん、抵抗があるかもしれないけど、勇気をだして是非検診に行ってみてくださいね。
自分の体は自分で守りましょう♪



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by penedescat | 2013-01-18 20:10 | その他 | Comments(8)
Commented by ジェン子 at 2013-01-19 02:45 x
あたしは20代後半に会社の検診で「乳腺症」だと診断されました。
乳腺症自体はたいした事ないけど、ガンがかくれてる可能性があるから定期的に検診するようにと。
でも、乳腺症だからマンモグラフィーとかできないんですよねー
しこりがあるから挟めないの。
でも最近は歳とともに固かった胸もやわらかくふにゃふにゃになってきまして(笑)
まだ定期的に検査してるけど乳腺症はどっかいっちゃったみたいです。
いつくになっても女性だからおっぱいは大切にしたいですよね。
姉御がいったい結局何歳で結婚したのかが気になりますw
あたしは40歳まであと3ヶ月のところで犠牲者を繋ぎとめました。
Commented by いぷしろん at 2013-01-19 08:00 x
「女医さんがいい」とか「この場所にある医院がいい」とかホームドクターに希望を言えば、適切に紹介してくれるし、留学中の学生さんとか、ホームドクターがいなくても、学生の口コミで意外にいい婦人科医がわかったりしますよね。早めの検査、ほんとに大切だと思います。海外で婦人科医、というのは敷居が高そうな感じがしますが、そこはやっぱり乗りきらなきゃ。
ところで、スペインもドイツみたいなueberweisungシステムなんでしょうか。直接専門医に行けた方が便利な気がしますけど。。。
Commented by penedescat at 2013-01-19 22:37
ジェン子さん:
乳腺症でマンモグラフィーができないとは知らなかったです。
歳とともに胸が柔らかくなってきた←激しく同意です。
とりあえずジェン子さんの乳腺症は自然消滅したようでめでたしめでたし!

私はなんとジェン子さんと同じ39歳で結婚しましたよ。あらためて考えてると、まだつい最近の話だわ。でも34歳から相方と同居してるので、あんまり生活に変化はなくて、いつ結婚したのかピンとこない、、、、ってこれは健忘症か?

Commented by penedescat at 2013-01-19 22:42
いぷしろんさん:
婦人科は一回行っちゃえば、あとはもうへっちゃらですよね。
私は全然抵抗ないです。
スペインは基本、公立保険なので居住地の医師(HAUSARZTみたいなもの)が決まっていて、そこにかかるんです。ややこしい病状だとさらに上のレベルの病院に送られるけれど、患者に選ぶ権利はないです。ただ診察や治療は無料ですけどね。
でもちゃんとプライベートの保険と病院も存在して、こちらはその保険システムと提携している病院であれば、ある程度選択肢はあるはず。公立も私立もそれぞれ良し悪しがあるみたい。
Commented by うにぞう at 2013-01-20 12:16 x
私はピルを服用していたので定期的に婦人科に行っていたから、かなり定期的に検診受けてるほうだと思う。
ピルを服用していると乳がんの罹患率が若干あがるので検査はマストなんだよね。

でも、確かに定期的に受診する人数は少ないだろうなぁ。。。

Commented by gabbyna at 2013-01-20 22:23
私も昔息子を産んでからしばらくして人間ドッグをしたら胸にしこり発見、でその後検査をしたら乳腺症と言われて、定期的に検査をするように言われました。で、こちらでもあちらでもチェックしてきたけど、大丈夫という感じできていました。今回、帰省中にまたチェックしたらその部分には、もうないと言われて??また6ヶ月後に検査という事になりました。現代は、機械も進歩しているし、細かくきちんと調べれるので定期的に検査して行きたいですよね。
Commented by penedescat at 2013-01-20 22:43
うにぞうさん:
婦人科ってやっぱり内診に抵抗があるから、行かない人が多いのかなあ。ピルの処方みたいに定期的に訪れる理由がないと、タイミング逃しちゃうのかもね。毎年誕生日の月に、とか習慣になるといいのにね。
Commented by penedescat at 2013-01-20 22:48
gabbynaさん:
乳腺症の方、やっぱり結構いらっしゃいますね。
自然に消えていくケースも多いみたいだけど、でも定期検診はかかせないですよね。何より痛みがあるのは嫌だし。。。
私がなった乳腺繊維線種は10代から30代前半くらいまでがピーク、でも乳腺症は閉経まで発症する可能性ありなんですって。
検診に行かない人はまわりがなんと言おうと関心がないのかもしれないけど、気にならないのかな~、とこっちが不思議なくらいです。

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