実家との距離
2011年 04月 27日
皆様、イースター連休で家族や親類と集まる機会が多かったかもしれませんね。
私も2日連続でそういう集まりに呼ばれたのですが、そりゃ~疲れました!!
なんといっても・・・・スペインは家族関係が濃厚で。。。
なんでも毎週末家族や親戚と集まってランチというお家もあるそうですね。
うーん、それは考えただけでクラクラしてきます。
スペインってお昼ご飯が14時頃に始まり、ゆっくり食べてコーヒー飲んで・・・
気がつくといつも18時過ぎ。そこにあの大人数の大声ときたもんだ!
私は日本ではおしゃべりな部類に入ると思うし、それなりにワイワイできるのですが、
スペイン人パワー(特におばちゃま達)には毎度圧倒されております。
彼らの声のでかさもさることながら、
血圧は大丈夫かと心配になるくらいの喜怒哀楽の激しさ、
そして・・・・皆自分が喋るのに必死で、人の話を聞いていない!
私はこの先何十年ここに住んでも、あのレベルに達することは不可能かと思われます。
さて本題。
相方の弟1号(すぐ下の弟)の家に呼ばれた日曜日。
いつものようにたくさんのご馳走が振舞われ、皆でおいしいねと褒めちぎっていたところ
弟1号君の奥さんが言いました。
「これママが作ったの」
「でもって、これもママが作ったの」
なんと用意された料理の大半は、彼女のお母さんが作ったものでした。
ま、いつものことなんですけど!
そして彼女のご両親は隣のビルに住んでいるのです。
因みにもともとご両親がそこに住んでて、その横にこの夫婦が引っ越したわけではありません。
以前はこの夫婦も、その奥さんのご両親もBadalonaという街に住んでいたのですが
(その時も何故かすごい近所だった。)弟1号夫妻は3年前に1時間ほど離れた街へ引越し。
すると・・・驚くことに奥さんのご両親が新居の隣のビルに引っ越してきたんです。
これは私にとっては結構衝撃というか、そこまでして一緒にくっついてくるのは何故???と
人事ながら頭を抱え込んだものです。
しかも、きっとスペインではそれほど珍しいケースではなさそう、というのもポイントです。
因みにこのご両親はアンダルシアの出身なので、余計に家族愛が強いのかもしれません。
カタルーニャはアンダルシアほど大家族制度でもないし、ちょっと雰囲気が違うかな~。
弟1号君の奥さんにとってみれば、新しい街なのにすぐ隣に両親が住んでるのは安心。
小学生の子供の面倒も見てもらえるし、毎日お昼ごはんは両親宅で食べて、
実家にべったりで、そりゃご両親だって楽しいに違いない。
でも18歳で親元を離れた私としては、なんだか全くもって想像できない世界なのです。
生まれてからずっとずっと自分の親のすぐ横で生活か~。
とても奇妙な感じがする。
私なんて実家の両親とは地球を半周しないと会えないですからね。
その話をすると案の定、多くのスペイン人女性からは
「そんなの私想像できない。家族と離れるのは寂しいから外国には住みたくない!」と
言われます。
欧米では早い時期に親元から自立するという話がありますが、
あれはスペイン、イタリア、ギリシャ、ポルトガルあたりでは通用しない説かと思われます。
もちろん単身用のアパートの数が少ないとか、お給料の額が低いからという理由もありますが
「家族はいつまでも一緒」という考えも強いですしね。
良いことだとは思うけど、うーん。やっぱり不思議。
今日のお話とは無関係ですが、隣の猫ミッシー。
うちのガレージの柱の上で見張り番です。目が反射してコワイ!
キラリ~ン
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私も2日連続でそういう集まりに呼ばれたのですが、そりゃ~疲れました!!
なんといっても・・・・スペインは家族関係が濃厚で。。。
なんでも毎週末家族や親戚と集まってランチというお家もあるそうですね。
うーん、それは考えただけでクラクラしてきます。
スペインってお昼ご飯が14時頃に始まり、ゆっくり食べてコーヒー飲んで・・・
気がつくといつも18時過ぎ。そこにあの大人数の大声ときたもんだ!
私は日本ではおしゃべりな部類に入ると思うし、それなりにワイワイできるのですが、
スペイン人パワー(特におばちゃま達)には毎度圧倒されております。
彼らの声のでかさもさることながら、
血圧は大丈夫かと心配になるくらいの喜怒哀楽の激しさ、
そして・・・・皆自分が喋るのに必死で、人の話を聞いていない!
私はこの先何十年ここに住んでも、あのレベルに達することは不可能かと思われます。
さて本題。
相方の弟1号(すぐ下の弟)の家に呼ばれた日曜日。
いつものようにたくさんのご馳走が振舞われ、皆でおいしいねと褒めちぎっていたところ
弟1号君の奥さんが言いました。
「これママが作ったの」
「でもって、これもママが作ったの」
なんと用意された料理の大半は、彼女のお母さんが作ったものでした。
ま、いつものことなんですけど!
そして彼女のご両親は隣のビルに住んでいるのです。
因みにもともとご両親がそこに住んでて、その横にこの夫婦が引っ越したわけではありません。
以前はこの夫婦も、その奥さんのご両親もBadalonaという街に住んでいたのですが
(その時も何故かすごい近所だった。)弟1号夫妻は3年前に1時間ほど離れた街へ引越し。
すると・・・驚くことに奥さんのご両親が新居の隣のビルに引っ越してきたんです。
これは私にとっては結構衝撃というか、そこまでして一緒にくっついてくるのは何故???と
人事ながら頭を抱え込んだものです。
しかも、きっとスペインではそれほど珍しいケースではなさそう、というのもポイントです。
因みにこのご両親はアンダルシアの出身なので、余計に家族愛が強いのかもしれません。
カタルーニャはアンダルシアほど大家族制度でもないし、ちょっと雰囲気が違うかな~。
弟1号君の奥さんにとってみれば、新しい街なのにすぐ隣に両親が住んでるのは安心。
小学生の子供の面倒も見てもらえるし、毎日お昼ごはんは両親宅で食べて、
実家にべったりで、そりゃご両親だって楽しいに違いない。
でも18歳で親元を離れた私としては、なんだか全くもって想像できない世界なのです。
生まれてからずっとずっと自分の親のすぐ横で生活か~。
とても奇妙な感じがする。
私なんて実家の両親とは地球を半周しないと会えないですからね。
その話をすると案の定、多くのスペイン人女性からは
「そんなの私想像できない。家族と離れるのは寂しいから外国には住みたくない!」と
言われます。
欧米では早い時期に親元から自立するという話がありますが、
あれはスペイン、イタリア、ギリシャ、ポルトガルあたりでは通用しない説かと思われます。
もちろん単身用のアパートの数が少ないとか、お給料の額が低いからという理由もありますが
「家族はいつまでも一緒」という考えも強いですしね。
良いことだとは思うけど、うーん。やっぱり不思議。
今日のお話とは無関係ですが、隣の猫ミッシー。
うちのガレージの柱の上で見張り番です。目が反射してコワイ!
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by penedescat
| 2011-04-27 05:21
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