カタルーニャの葡萄畑から


ドイツ生活10年後、スペインのカタルーニャ地方へお引越し。葡萄畑に囲まれた田舎暮らし。
by penedescat
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洋服ダンスに銃を保管 - スイスの実態

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ぬいぐるみのクマが胸から血を流して倒れています。
そして背景には「武器による暴力を防ごう」の文字が。

これは去る2月13日にスイスにて行われた国民投票のスローガンです。
テーマは「軍用銃の自宅における保管条件を厳しくするかどうか」でしたが、
結果は反対票が56.3%で賛成票を上回り、結局今後も現体制を維持することに。


ところでスイスといえば多分日本ではこんなイメージ?
(今回写真は全てネットでお借りしています)
               ↓ 
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上のイメージも確かに間違ってません。
アルプスは本当に風光明媚だし、物価はバカ高いけど乳製品はおいしいし、
観光に訪れるにはいいところだと思いますよ!

しかしスイスは私にとってはやはり軍隊の国というイメージ。
800万人ほどの人口に、250万丁の銃が合法的に存在し、
そのうち半分はスイスの軍隊が出所なんです。
単純に人口で割っても30%以上が銃を所有してるという計算。。。

兵役義務のある国なので、徴兵を終えた男性は国から武器を与えられ、
それを自宅で保管する習慣があるそうです。

スイスの兵士達  ↓
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それは国の体制なのでとやかく言うつもりはないんですが、
問題なのはその銃の保管場所。

どうやら家の洋服ダンスとか(←やめてよ~)、地下室というケースが多いらしい。
弾丸自体は家には持ち帰らないとはいえ、多分それはどこかで手に入るのではないかな?

ドイツのDie Welt紙で読んだのですが、スイスは銃が原因の死亡件数が年に300件で、
その半分のケースが軍からの銃によるものです。
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稀にですが無差別に銃を乱射する通り魔的な事件もあります。
また銃による自殺率はヨーロッパ1らしい。これは案外意外な数字でした。

軍隊といえば最近は様々な国で徴兵制度を廃止する動きがありますが、
スイスに限ってはそれはないので(だって永世中立国ですからね。。)
緊急事態が起きたら、男性はすぐに兵士に変身ですよ。

そういえば普段忘れがちなことなんですが、私たちの世代の男性は
ドイツでもスペインでも兵役についた人が多いですよね。。
もちろん代わりに社会奉仕につく人もいますけど。

うちの相方はセウタ(アフリカ大陸北部のスペイン領の都市)で9ヶ月兵役についてました。
普段の姿からは当時兵士訓練をうけていたなんて様子は微塵も感じられませんが(笑)
もちろん射撃とかもしてたんですね。
手榴弾投げたりもしてたのかしら(←これはあくまでも想像)。。。
いや~なんだか信じられないなあ。

この点については「あ~男に生まれなくて良かった。」って正直に思います。
あ、でもイスラエルだったら女性も兵役ありますね。

話しがずれましたけど、日本からスイスにご旅行される皆さん、
街角でライフル抱えて買い物してる迷彩服のお兄さん達を見かけても、そんなにびっくりしないでくださいね。現地ではそれほど珍しい光景ではないので。。。


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by penedescat | 2011-02-15 06:50 | 世の中で起きてること | Comments(13)
Commented by gallega at 2011-02-15 21:24 x
へ~スイスそうなんですか。知りませんでした。
今度、スイスに移民してたパパ友に聞いて見ます。
そういえば、私が働いていたフランス企業の日本支社にはフランスの徴兵から逃れてきた輩がいましたよ。職場を荒らしてました。しかし、うまくはなかったですけど、日本語で話そうという精神は良かったです。
ちなみに家の旦那の徴兵先はsantanderだったような・・一度フランス・アンドラへ行く途中寄って教えてくれたことがあります。主人は3人兄弟なんですけど、うまい具合に陸・海・空とそれぞれ違ったようです。
話は変わるんですが、昨晩主人が見ていた番組を聞いていたらこれは英語なまりのでもスペイン語はきちんと話せているな~と思って旦那に聞いたら、なんとれっきとしたスペイン人!ではありませんか。しかしカタラン、xavier triasというコメンテーターでした。しかしすごい鉛ですよね。驚き!
Commented by gallega at 2011-02-15 21:28 x
鉛ではなく訛りでした!
Commented by まりまんどな at 2011-02-16 01:36 x
 なんと!昨日丁度France24というフランス語ニュース番組でほぼ同じ内容の物見ました!
銃が原因の死亡事故が300件(家庭内不和や
人間関係のモツレなど・・)、銃による自殺が多い
というコメントも同じ!!出所が一緒で訳してる
だけなんでしょうか?
数年前にみた”スイスへようこそ!”というフランス
の映画で、フランス人の女性がスイス人の男性宅の
タンスからヘルメットと制服を発見して
”あの人はネオナチよー!”とパニックになり、そして
銃を発見して”犯罪人!!”とますます慌てるという
シーンがありました。くだらないけど結構面白かった
です。
これまた数年前に前スイス公使だかが書いた
”黒いスイス”という本を読んでから、私の中で
スイスはもうハイジのイメージではない・・(遠い目)

スペインの兵役?うちの旦那して無い気が・・・?
今もあるんですかね? へたれ王子のうちの旦那
に兵役なんて・・・考えられない・・・。
Commented by penedescat at 2011-02-16 02:09
gallegaさん:

フランスの徴兵から逃れてきた人が職場をあらしてた、って。。。どんな荒らし方だったんですか(笑)?
ご主人3兄弟だったらミリ話はつきないですね~。それにしても陸・海・空って、なんか松・竹・梅コースみたいで面白い。。。
うちの相方は陸軍でしたが、飛行築きなので空軍にいってればミリの思いでも少しはましになったかもしれません。今はセウタと聞くだけで拒否反応を示します!

xavier triasのカステリャーノ聞きたい~。ネットで探してみたんですけど出てくるの全部カタランなんです。こっちだと当然ながらカタルーニャ人のインタビュー等は全てカタランなので、カステリャーノで話てるのを聞く機会がないんですよ~。

Commented by penedescat at 2011-02-16 02:23
まりまんどなさん:

あらそうなんですね。多分ロイターあたりのニュースが他のパブリケーションに流れてきたんでしょうか。そういえばドイツ語メディアも同じタイトル・内容で出してるところがちらほらありました。

その「スイスへようこそ」っていう映画面白そう。確かにタンスに軍用グッズが一式揃ってたらかなりの驚きですもんね。
私の同僚はスイス出身なんですが、彼ももしや自宅には一式軍用グッズが揃っているのか聞いてみたい、でも聞けない。
なんかこう、古傷に触れてしまいそうで。。。いや案外本人は平気なのかな?いつか勇気がでたら聞いてみます。。

スペインの兵役は今はもうなくて、2001年末からは志願制らしいですよ。アンヘリートさんかろうじてセーフかな?
Commented by ぶち at 2011-02-16 04:42 x
スペインで徴兵があったのは知りませんでした。41歳のRおじさんはやってたんでしょうか?
自殺は単純に北の方が多いですからね。南と比較すると。そこに銃があると、、ってことなんでしょうね。
Commented by penedescat at 2011-02-16 16:35
ぶちさん:

Rおじさんの年齢だと、徴兵に行ったか社会奉仕をしたかでしょうね。嫌な話題ですがやっぱり銃は自殺の手段として選びやすいんだと思います。飛び降りとか、首吊りに比べたら、その扱いをしっていれば銃の方が苦しむ瞬間が少ないからでしょうか。
Commented by まりまんどな at 2011-02-16 19:41 x
 2001年・・・兵役をするのが何歳の時かは
知らないけどアンヘリートさん、そんなに若いはず
がない・・と思って聞いてみたら、兵役が嫌で
社会奉仕として、大学に残って助手をしていたんだ
そうです。 制服を来て、荒くれ男に囲まれて
団体行動なんてできないし・・・っって(← やっぱり
思ったとおりだった・・・。)兵役とか、私の方が確実に向いてる気がします・・・。 
Commented by penedescat at 2011-02-16 22:19
まりまんどなさん:

なるほど、アンヘリートさんは社会福祉コースを選択したんですね!うちの相方は何故それを選ばなかったのか、、、多分当時はそんな選択しなかったのかも。。。
まりまんどなさん、、、、居住地がイスラエルだったら大変重宝されたことと思います。
Commented by gallega at 2011-02-17 02:08 x
兵役逃れのフランス人のぼんぼんは、まあ直にいなくなってしまう人なので、特にこれという仕事が与えられなかったので、彼も暇であれこれと我々の邪魔をしてたという意でした。
今日スイスに移民していたパパ友(只今失業中)に聞いたところ、やはりそうだと言ってました。”お呼びがかかった時にはすぐに出撃できるように軍用グッズ1式ね”・・・ですって。家の旦那はVITORIA・陸軍でした。
Commented by penedescat at 2011-02-17 02:34
gallegaさん:

兵役のがれの人、、、そりゃ困ったちゃんでしたね~。
パパ友さんにスイス情報を確認してもらえて「やっぱりそうか!」って感じです。緊急事態が起こる可能性は少ないとしても、国民がすぐに出撃できる体制になっているというのは、なんというか脅威を感じますね。スイスってなんとなく平和っぽいイメージがあるだけに(今はそうは思わないですけど)、そのギャップが大きくて。。。
Commented by サスピ at 2011-02-23 05:58 x
国民による銃の所持が社会問題となっているのはアメリカ合衆国だけではないんですね。
身近な(というイメージは無いけど)ヨーロッパの一国の内情に軽い驚きと己の無知を禁じえません。
スイスって小学校5年生の時に演奏旅行で訪れているんですよ(ワァ〜いつの話だ???)
あの頃の幼い視線でとらえたスイス像は、やはりここに書かれてあるスイスとはちょっと違いますね〜今でも思い出せるのは登山列車とユングフラウヨッホ、そしてアイスクリームが美味しかったことぐらいです。
Commented by penedescat at 2011-02-23 16:29
サスピさん:

演奏旅行でスイス訪問、しかも5歳の時に?!!!
まるでモーツァルトが幼少の頃ヨーロッパ演奏旅行をしていたのと
同じような発言!!!サスピさん、一体何者なんですかっ?
幼い頃に見たスイス、さぞかし牧歌的でしょうねぇ。
是非また機会があったら訪れてみてください。
今度は絶対兵士とか見かけると思います。。。(特に秋・冬)

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