カタルーニャの葡萄畑から


ドイツ生活10年後、スペインのカタルーニャ地方へお引越し。葡萄畑に囲まれた田舎暮らし。
by penedescat
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グルテン・アレルギー

みなさんグルテン・アレルギーって聞いたことありますか?
小麦粉に含まれるグルテンが引き起こすアレルギーなんですが、
日本ではあまり馴染みがないかもしれませんね。

先日知り合いを訪れた際、その家の奥様がグルテン・アレルギーということで
いろいろとお話を聞かせていただきました。

以前住んでいたドイツにはまだ追いつかないものの、
最近ではスペインでも大型スーパーやBIOのお店を中心に
グルテンフリーの製品を見かけます。

小麦粉と言えばヨーロッパの食生活に欠かせないパンやパスタに含まれていますね。
またぱっと見は分りませんが、クリームやバターソース、瓶詰めのソース類にも含まれています。

普段の生活から小麦を含む製品を避けるというのが、いかに大変なことか。
日本食であれば、お米&醤油を含む食べ物を一切除去するのに匹敵するかもしれません。

余談ですが日本料理に欠かせないお醤油。
市販されているものはほとんどグルテンが含まれるそうです。
これは言われるまで気付きませんでした!
昔の製造法で作られる、大豆100パーセントの純たまり醤油のみが例外なんですって。

グルテン・アレルギー患者が、もしグルテンを摂取してしまうと
頭痛や胃腸の不快感が起こったり、また小腸から栄養を吸収出来なくなり、
食事の量に関らず栄養失調の状態に陥るケースもあるそうです。

実際にグルテン・フリーの製品とはどんなものかを見せてもらいました。
例えばこれ ↓ バゲットが2本入ったパックです。オーブンで少々焼くタイプだと思います。
e0205478_1411098.jpg

これいくらだと思います? なんと4ユーロです


グルテン・フリーの商品が購入しやすくなったのはいいんですが、いかんせん高価です。
パンだろうが、クッキーだろうが小麦粉の入った商品と比べるとおよそ3、4倍の値段。


お菓子やら、パスタやら。。。種類はびっくりするくらい豊富なんですけど。
e0205478_1415117.jpg

e0205478_1422091.jpg



お話をしてくださった奥様が
「この2個入りバゲットを10パックと、クッキーやパスタを数箱買っただけでお会計は70ユーロもしたのよ~」
と悲しそうにおっしゃってました。
つまりものすごくエンゲル係数が高い家計になるわけで、、、
アレルギーで苦しんでいる上に、経済的にも大打撃だなんて
「うーんなんとかならんのかっ!」ともどかしい思いです。

ちなみに市から「どのスーパーにどのグルテンフリーの商品が売っているか」
というカタログが届くので、それを参考に買い物をするそうですが
奥様曰く、いろいろ試した結果一番おいしいのはこのメーカー
Schär (ページ上部で言語を選べます)イタリアのドイツ語圏にメインの工場があるらしい。


今度スーパーに行ったら、気をつけてグルテン・フリーの商品を見てみよう。
需要と供給の関係で費用が高くなるのは仕方ないとしても、
こういう価格設定は本当に納得がいかない。
せめて現行価格の30パーセントくらい安くなるといいんですけどね。。。(ため息)



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by penedescat | 2011-02-08 01:50 | ちょっと気になる人&モノ | Comments(14)
Commented by gallega at 2011-02-08 02:33 x
私の義母がそうです。なんと3男を出産後に体調が悪くなり、やせ細り原因がわからないまま温泉療法やら色々試しても快方に向かわず、ある日尋ねた医師にceliacaと言われ、良くなったそうです。たまーに少量食べてますけどね。確か、コルテにgluten抜きの醤油売られていたような・・・
Commented by penedescat at 2011-02-08 05:11
gallegaさん:

なんと、そうやって突然なってしまうことがあるとは!
お義母様もご苦労されているのですね。。
人によって症状の出方が違うらしいので、軽症の場合は自分がアレルギー持ちだと知らずに生活してるケースもあると思います。
なるほどコルテにgluten抜き醤油が?それもきっとグルテン・アレルギー向けの商品なのでしょうか?今度行ったら気をつけてみてみます。
Commented by ぶち at 2011-02-08 06:09 x
日本だと卵が多いんですよ。アメリカだとピーナツだったりします。卵の場合では卵黄よりも卵白に含まれるタンパク質がアレルゲン(抗原)になります。日本人でも卵抜きはきついですよね。それを考えると小麦粉がダメってのはしんどいはずです。
日本では食物アレルギーというかアレルギーを主に開発している企業は少ないのでやはり摂取しない、という方法しかないのかもしれません。
carreforにでもたくさんありますよね。やはり多いってことでしょうね。
Commented by サスピ at 2011-02-08 06:27 x
イルンみたいな小さな街に、一体どうしてこんなに沢山の健康食品店があるのだろう?
商売になるのだろうか?
といつも疑問だったのですが、私たちの想像より遥かに多くのceliacosが、顧客としているのかもしれませんね。

Schär 、そういえばこちらでも普通のスーパーでみかけるようになりましたが、グルテンフリーの食品はたしかにすべて高いです。
比較的安上がりな解決法は100%米食に転換することだと思うのですが、パン食に慣れたこちらの人たちに取っては難しいことなのかもしれませんね。

これは笑える話ですが、先日メルカードのCharcuteríaに年寄りのおじいさんが「チョリソはグルテンフリーになってから美味しくなくなった」と文句を言いにきたそうです。
「グルテンフリーと表示してあるのは最近それが義務づけられたからで、チョリソは昔からグルテンフリーでしたよ」と説明しても、頑として聞く耳持たず。
「グルテン入りのチョリソを売れ」としつこく迫ったそうです。

確かに、今まで何も表示のなかったものにいきなり「グルテンフリー」と表示されたら、ちょっと考えてしまうかも?!(^ ^;

Commented by penedescat at 2011-02-08 16:28
ぶちさん:

そうそう、日本って卵アレルギーの話よく聞きますよね。
なんだかだんだん増えてきているような。。。
卵も小麦粉と同じで姿を変えて色々な製品に混じってるから、
ちゃんと選りすぐってたらかなりの製品がアウトですもんね。
アレルギー食の開発、少ないとはいえ日本では有名な企業とかあるのかしら?またちょっとネットで調べてみます。
Commented by penedescat at 2011-02-08 16:32
サスピさん:

小麦主体の食生活から米にってのは、かなり大変でしょうね。
先日米粉でクレープ作ったら、相方に「これは何かの刑罰か?」って聞かれたんですけど(笑)、それくらい違和感がある様子。

そしてチョリソ・爺さん。。。なんかその様子が目に浮かびます。。。こうなったらグルテン入りのチョリソを無理やり作ってお爺さんを安心させるしかありません!
Commented by Pのマミー at 2011-02-08 17:56 x
アレルギーは傍で見ている方も辛いですよね~。

日本では漢方薬で少しずつ治療するしかないのかな?
保険利かないから高いんだけど…。

私の整体の先生が「小腸が原因、ここが吸収をしないからね…」って乳酸菌飲料を多めに取ることを推奨してました。

こちらの人は薬は飲まないんですか?
Commented by penedescat at 2011-02-08 23:44
食物アレルギーについては薬というより、その食品を避けるしか仕方がないのかもしれませんね。
漢方のような代替治療、自然療法はホメオパシーとかハーブになると思うんだけど、やっぱり高いですよ!生まれつきの人もいれば、年齢を重ねてからなるケースもあるし厄介ですよね。

なるほど乳酸菌飲料ねえ。。。ヤク〇トと、ア〇ティメールとかかしら??しかしこれらの飲料、本当に腸まで乳酸が死なずに届くのか疑問です。。。
Commented by まりまんどな at 2011-02-09 01:46 x
 フランスにいた頃の同居人がある日お医者様にグルテン
アレルギーを疑われて、しばらくグルテンフリー生活を
していたので、この状況はかなり分ります。

かなりの数のグルテンフリー食品を試しましたので、
どれが美味しいとか、そうでない・・とか結構詳しい
ですよ。 パスタは米粉のものとトウモロコシ粉の
ものとが主ですが米粉の方が美味しいかった・・。
パンはトウモロコシ粉のもので美味しい物が多かった
のですが、全てトウモロコシ粉で美味しくするのに
ものすごい苦労した、とパン屋さんに聞きました。

パスタはイタリア製のものが、パンはやっぱりフランス
制が・・美味しかった。
ちなみにパスタなどの粉類の消費が多いイタリアでは
このグルテンアレルギー患者がかなり多いらしんです。
でもパスタが食べられないのは彼らにとっては死活問題
って事で、この分野はイタリア食品産業かかなり進んで
います。

ちなみにフランスはお医者様からアレルギーの診断書を
もらってS.Sで手続きを踏めば、かかった食事代のいくら
か払い戻された・・・と記憶しているのですが・・。
Commented by ぶち at 2011-02-09 04:18 x
日本だと三共がアレルギーは強いんですよ。でも、研究規模は縮小していると聞きました。
漢方薬に関しては副作用もあるので注意が必要です。主に食物アレルギーの場合、十全たいほとう、と黄れん解毒とう、っていうのが2大メジャー漢方です。これらは一部の患者さんに効果はありますが、勿論合わない人もいます。十全たいほとう、の場合、10の草を煮だした薬なわけで10でだめなら5にしたりなどブレンドがあるのです。大体北里大学の病院で1ヶ月数千円で処方されます。(草を)

基本的に人間の腸内環境が確率される前にこのようにアレルゲンとなりうるタンパク質を多量に摂取すると問題が起きることが多いようです。というわけで離乳食などは始める時期が大事なのだと思います。
Commented by あるく at 2011-02-09 13:46 x
小麦アレルギーの方は日本でも多いので、サンヨー電気の新製品{ゴパン」が製造が間に合わないほど売れているのはそのせいだとか。
それなら、初めからご飯を食べれば、と思うのはわしだけか?
Commented by penedescat at 2011-02-09 16:29
まりまんどなさん:

製品によって米粉のほうがおいしいケースがあるんですね。
そういえば一度米粉のパスタを試したことがあるのを思い出しました。弾力性に欠けるけど、まずまずだったと記憶しています。
しかしイタリアでグルテン・アレルギーだと、食事制限が一段と厳しくなりますね。外食も気軽に出来ないし社会生活にも大きな支障がでるでしょう。

スペインでも費用の一部の払い戻しがあるのでしょうか?
そこは聞き忘れてしまったので、次回確認してみます。
とはいえ、、、やはりかなり家計の負担になりますね。
Commented by penedescat at 2011-02-09 16:33
ぶちさん:

普段忘れがち、また誤解されがちなんですが漢方薬って魔法の薬じゃないんですよね。体質によって効かない場合もあれば、ぶちさんご指摘のように副作用だってありますもんね。
離乳食を始める時期がポイントというのは初めて知りました。
それにしてもぶちさんお詳しい。
Commented by penedescat at 2011-02-09 16:38
あるくさん:

コメント有り難うございます。♪
その「ゴパン」というのはNHK衛星放送で存在を知りました。
アレルギーだけが原因でなく、新らしいモノ好きの日本人だからこそブームになったのかもしれませんね。「それなら初めからご飯食べれば」というコメント、、、かなり的を得ていると思います(笑)が、私も実はちょっと米粉で作ったパンというものを食してみたいです。ただの興味からなんですけどね。

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